本木雅弘“生きてて良かった”訴訟取り下げも
2012年03月07日 06:00
芸能
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一方、家賃の支払いと立ち退きを求めて中島を提訴しているが、訴訟を取り下げる意向を持っていることも明かした。家賃訴訟は解決に向かいそうだ。
本木は所属事務所を通してファクスを寄せ、「ひとまず、中島さんの命があったことに、ほっとしています」とコメント。一連の騒動で心境を明かすのは初めて。「(先月)28日、夜、中島さんを無事に保護したとの報告を受けていましたが、その後の進行に配慮して慎んでおりました」とその理由を明かした。
本木が所有する、中島の部屋の家賃は約65万円。6カ月分の390万円が未払いとなっており、先月10日に滞納家賃の支払いと立ち退きを求めて東京地裁に提訴した。これに関しては「今後の経過次第」と前置きした上で、「訴訟の取り下げも可能だと伺いましたので、流れを静かに見守り、平穏に収まることを望んでおります」と、取り下げる意向を持っていることを明かした。
訴訟を取り下げる可能性が出てきたのは、中島と、同居する占い師とされる女性が引き離されたことが大きい。本木は当初から「法律で追い詰めたくない」と提訴に消極的だった。それでも踏み切ったのは、「早く裁判にしてほしい」という中島の両親の意向を知ったためだ。本木にとっても提訴の理由は金銭ではなく、「中島を現状から救う」こと。中島が保護されて、その見通しが立ってきたことで、訴訟の必要性は薄れてきたと言える。
さらに中島が所属する「松竹芸能」が前日5日、家賃滞納に関して「本人の意向を踏まえ、速やかに自主的に退去し、滞納家賃を弁済する方向で、代理人弁護士間で協議に入っている」と発表。誰が家賃を肩代わりするかなど協議が進められているとみられ、金銭面でも解決に向かっている。
家賃訴訟にくわしい大澤孝征弁護士は「両者間での和解が、訴訟を取り下げる前提となるだろう」と推測。「“自ら退去して部屋を明け渡し、滞納した家賃も払います”ということになれば、裁判を行う意味がなくなる」と説明した。
中島は現在も都内のホテルに滞在しているとみられるが、滞在はあくまでも一時的なもの。様子を見ながら別の場所に移り、本格的なカウンセリングを受けることになる。