キングオールスター歌謡パレードでペギー葉山ら44人が競演
2012年03月10日 19:52
芸能
約1800席の会場は、昼夜ともに往年の演歌・歌謡曲ファンで満席の中、夏木ゆたかと小山田里奈が司会を務め、ベテラン歌手・新川二朗の「東京の灯よいつまでも」で幕を開け、キング名曲コーナーでは、青木美保と椎名佐千子の2人が梓みちよの「こんにちは赤ちゃん」、オルリコと成底ゆう子の2人が、故・岸洋子さんの「夜明けのうた」、池田輝郎と新田晃也の2人が、故・春日八郎さんの「別れの一本杉」、岩本公水が、故・江利チエミさんの「酒場にて」、鏡五郎が、故・三橋美智也さんの「哀愁列車」、キングオリジナルヒット曲コーナーでは、芹洋子が「四季の歌」、さとう宗幸が「青葉城恋唄」、大津美子が「ここに幸あり」、新曲コーナーでは、原田悠里が「明日を信じて」、神野美伽が「黒髪」、中村美律子が「ふたりの朝」、大月みやこが「女の哀愁」などを熱唱。
その中で大月は「デビューした当時、大先輩のステージのそでで生の声を聴かせていただいたあの思い出がよみがえってきました。今日は、こんな華やかなステージで私たちの歌を皆さんに聴いていただいてとてもとても幸せ者です」と話していた。
トリは、ベテラン歌手・ペギー葉山(78)が務め、大ヒット曲「南国土佐を後にして」と最新曲「夜明けのメロディー」を歌い、「私たちキングレコードのファミリーがこんなに集まりまして、こんなにたくさんの素晴らしい歌を歌い続け、またこれからも歌い継いでまいります。歌は人々を元気にいたします。皆さんも今日は私たちの歌からまた新しい元気をいただいたと思います。これからも元気で楽しく前を見て一生懸命歩いて行きましょう」とあいさつ。
ファイナルは出演者全員が勢ぞろいして故・岡晴夫さんの名曲「憧れのハワイ航路」を歌い、約3時間半にわたって全72曲のプログラムで最後まで満員の客席を楽しませた。