氷室京介「逆境乗り越えられる強さ」伝えるため14年ぶり作詞

2012年03月13日 09:11

芸能

氷室京介「逆境乗り越えられる強さ」伝えるため14年ぶり作詞
震災で被災した子供たちを支援するため2億円超を寄付した氷室京介
 歌手の氷室京介(51)が、東日本大震災で被災した子供たちを支援するため、新たに2億1136万4422円を寄付した。
 14日発売の新曲「IF YOU WANT」から発生する著作権料も全額、寄付金に充てる方針。このCDなどの特典映像は、映画監督の三池崇史氏(51)が手掛けた。

 氷室は現在、米ロサンゼルスで楽曲制作に取り組んでいる。震災から1年がたった11日はレコーディングに臨んだ。関係者によると「この出来事を風化させてはいけない」と口にしていたという。

 こうした思いを込めたのが、震災直後に作った「IF YOU WANT」。ロス滞在中に未曽有の大災害を知り「これはどこの国の映像なのか。本当に日本か」と目を疑った。「逆境があってもそれを乗り越えられる強さ」を伝えようと14年ぶりに自ら作詞した。

 「歌うことでライブに参加した人のエネルギーになれば」。震災の影響で見送った50歳記念の東京ドーム公演はチャリティーに切り替え、最小限の電力と機材で2日間開催。「BOOWY」時代の楽曲で全編構成し、約11万人に「心までつぶされちゃたまんねーぞ!」と魂の叫びを上げた。

 震災と向き合った1年。その軌跡を「クローズZERO」などで知られる三池監督の監修
で約7分の映像に。公演のリハーサル、年末のアリーナツアーやステージ裏の様子などを収めた。新曲の初回盤にURLとパスワードが封入されており、インターネット上で31日まで期間限定で配信する。

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