柄本明「監督として偉大。それ以上に凄いシナリオライター」
2012年05月31日 06:00
芸能
演出を手掛ける舞台「誰か、月光 恐怖・ハト男」の合間に会見。「印象に残っているのは“花は散れども”で訪れた広島尾道でのこと。小津安二郎監督が“東京物語”で撮った旅館が保存されており、その2階での撮影の時だった」と思い出を振り返り「車椅子の新藤監督がいきなり立ち上がって“新藤です”とあいさつをした。このときばかりは、小津さんのゆかりの場所でもあり、日本映画史に残る現場に出くわした感じだった」と話した。