沢村一樹 涙の浅見光彦卒業!「33歳に見えない…」

2012年07月19日 06:00

芸能

沢村一樹 涙の浅見光彦卒業!「33歳に見えない…」
12年務めたTBS浅見光彦シリーズを卒業、最後の作品となる9月3日放送「箸墓幻想」で涙ぐむ沢村一樹
 沢村一樹(45)が00年9月から主演してきたTBSの人気ミステリードラマ「浅見光彦シリーズ」を卒業する。9月3日放送の「箸墓幻想」(後9・00)が最後となる。主人公の「永遠の33歳」の設定に「余力がある感じで終わりたい」と決意した。
 内田康夫氏のミステリーを原作とした人気シリーズ。同局では、辰巳琢郎(53)の後を継いで2代目浅見光彦を担当。「33歳に見えない自分がストレスになった時があって、“一回り”の12年で終わろうと思いました。未練も残っているし、いいと思います」と話している。

 「箸墓幻想」を含め、沢村主演のシリーズ・スペシャルドラマは18作、09年秋には連ドラ化もされた。「この期間、“あと何カ月後に浅見がある”と心のどこかで思って調整していたし、バラエティーのエロトークもブレーキをかけていた。活動の軸になっていた作品がなくなって、どうなるんだろう!?」と今後への不安も少々あるようだ。

 卒業作では万葉集の取材で訪れた奈良で殺人事件が起き、周囲の女性たちの生きざまを知る中で解明の糸口を見つける。沢村はクランクアップで男泣きし「次の光彦(役の俳優)に頑張ってもらって、“前は誰だったっけ?”って興味を持ってもらえるような作品になってほしい」。今後も続くシリーズへ静かにバトンを渡す。
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