タレント母の生活保護報道でプライバシー侵害…BPOに審議要請 

2012年09月05日 19:42

芸能

 弁護士や司法書士らでつくる「生活保護問題対策全国会議」(代表幹事・尾藤広喜弁護士)は5日、お笑いタレントの母親の生活保護受給をめぐる民放テレビの一部報道に放送倫理違反があったとして、放送倫理・番組向上機構(BPO)に審議を要請した。
 審議の対象として挙げたのは、フジテレビ「ノンストップ!」、テレビ朝日「ワイド!スクランブル」、TBS「ひるおび!」など5~6月に放送された6番組の8件の報道。

 同会議は「個人のプライバシーを侵害し、不正確で不公平な報道により、生活保護制度や制度の利用者への誤解や偏見を助長した」などと主張している。
【楽天】オススメアイテム