松田翔太(27)と前田敦子(21)が、来秋公開の日中合作アクション映画「一九○五」に出演する。20世紀初頭の横浜が舞台で、主演は香港のトニー・レオン(50)。メガホンは「CURE」(97年)などで海外の評価も高い黒沢清監督(57)が取る。
全編の9割で中国語が飛び交い、台湾と香港などで公開予定の大作。11月から来年1月に日本と台湾で撮影する。レオンと松田の国境を超えた友情に、前田が“運命の女”として絡む。松田は「映画のスケール、キャストの凄さは驚き。黒沢さんに会えるのもうれしい。自分を奮い立たせて緊張感を持ち、並行して今の自分に自信を持つ」。前田は「女性のあらゆる魅力を持つ役。全力で演じ、女優としての素晴らしい経験にしたい」と、ともに“国際派俳優デビュー”に意気込んでいる。