高齢者の消費トラブル防げ!松平健が“未然奉行”に
2012年10月02日 06:00
芸能
「暴れん坊将軍」など時代劇での活躍がメーンの松平だけに、町奉行の火事装束がバッチリ。阿南久消費者庁長官(62)から“未然奉行”任命状を受け取ると「承知つかまつった。高齢者を悪徳商法から守るために、これより出立いたします」と口上を述べた後、“未然奉行”らしく「起きた火事の火を消すのも大事だが、火事が起きないように未然に防ぐことも大事。もし起きたら早めに対処を」と訴えた。さらに巣鴨を訪れた高齢者たちに“未然奉行”の名刺を配り、PRに努めた。
全国の消費生活センターなどに寄せられた財産分野の相談数は減少傾向にある。ただし高齢者の相談件数は逆に増加している。特に「金融・保険サービス」の増加が顕著で、「ファンド型投資商品」「公社債」など手の込んだ“もうけ話”に関する相談が多くなっている。
松平は「高齢者を狙って詐欺を働くことが許せない。これまで苦労して働いて蓄えた老後の資金を狙うなんて。少しでもおかしいと思ったら、1人で悩まず連絡してください」と、消費者ホットライン=(電)0570(064)370=などへの相談を呼び掛けていた。