小金沢昇司　紅白初出場に意欲「出ることが恩返し」

　　歌手小金沢昇司（５４）が１４日、京都・晴明神社で新曲「願（ねがい）・一条戻り橋」の発売を記念してヒット祈願と歌の奉納を行った。 　タイトルにもなっている一条戻橋（旧一條戻橋）は「願いを込めて祈ると失った大切な人が返ってくる」という伝説がある。小金沢は「夢でもいいから（３年前に他界した）母さんに会いたいといつも思っている」としんみり。境内にある橋のミニチュアをバックに新曲と代表曲「ありがとう…感謝」を歌唱し、参拝客から喝采を浴びた。

　今年でデビュー２５周年だが、紅白歌合戦のステージは未経験。これまで支えてくれた人たちに感謝した上で「紅白に出ることが恩返し」と初出場に意欲を見せた。