染五郎 ケガをした時の演目「上演する気持ちはありません」
2012年10月18日 06:00
芸能
「寝返りをうったり、くしゃみをするだけで痛みがあり、何もできないことがどれだけつらいか実感できました」
――舞台に立てなくなるのでは、という不安は?
「確かにありました。今までと、これから、というふうに考えようと思いました」
――家族の具体的な支えや言葉は?
「何を言った、何をしてくれたということよりも、(子供が)通常通りに学校に行ったり食事をしたりということが支えになりました」
――事故の舞台は、長女の初舞台でしたが?
「申し訳ない経験をさせてしまったという気持ち。でも、復活できることが自分自身の子供に対しての表現の仕方だと思います」
――今、一番したいことは?
「一日でも早く舞台に立てるリハビリ方法を知りたいです」
――再び、ケガをした時の演目をやることは?
「あの演目を上演する気持ちはありません。あの作品に関しては、あれがすべてだと思います」