美元 控訴も視野 弁護士「ひっくり返る可能性もある」
2012年11月10日 06:00
芸能
スポニチの取材では、8ページにわたる裁判所の判決のうち、6ページはこれまでの経緯などを記載。残り2ページに裁判所の判断が記されているが、被告側である美元側の過失や責任を指摘する箇所は全くないという。
美元側はこれまで、一方的に婚姻関係破綻の責任を負わされることを問題にしており、今回の裁判とは別の場で離婚に向けた話し合いがなされることには前向きな考えを示していた。それだけに、今後、離婚自体について強く争うことはなさそうだ。
一方で、離婚問題に詳しい嵩原安三郎弁護士は「判決要旨を見る限り、決め手に欠ける判決。控訴審ではひっくり返る可能性もありそうだ」と指摘する。さらに「控訴すれば高裁は和解を勧めてくる可能性が高く、そこで財産分与など条件面の話し合いになる。このままだと離婚が確定し、条件面の話し合いもできないわけで、美元さん側の弁護士は控訴を強く勧めるだろう」と予測している。