勘三郎 復帰延期!食道がんで入院中、肺に新たな疾患…
2012年11月14日 06:00
芸能
勘三郎は、昨年1月には突発性難聴を発症し、半年間にわたり休養。同年7月下旬に長野県松本市での公演で本格的に舞台復帰し、11月から今年5月までは、東京・浅草での「平成中村座」の7カ月ロングランを完走。その直後の6月1日に人間ドックを受診した際に食道がんが判明した。
自覚症状などはない極めて初期の段階で発見されており、自身は「幸いにも早期発見。神様がもう1回修業しなさいと与えてくれた試練だと思う」とコメント。7月27日には胸部を切開して約12時間にわたる手術を受けたが、その翌日には院内を歩くなど、術後の経過も良好で順調に回復。8月には復帰に向けて体力を戻すためのリハビリを開始していたが、9月に入って肺に疾患が見つかった。
関係者は「本人は“来年4月に新しい歌舞伎座の舞台に出させていただけるなら”と話していて、その時期の復帰を目指している。今は、みんなでサポートして、治療を続けている状態です」と話した。