衆院選に東京8区から立候補した無所属の俳優山本太郎氏(38)は、広いスペースを確保するため都内のカラオケ店を借りて開票を待った。
午後8時すぎに自民党の石原伸晃氏に「当確」が出ると、「ありがとうございました」と支援者、スタッフら約50人に一礼。脱原発を掲げて3日に立候補を表明、選挙戦終盤には「人生で初めて」という3センチ大の円形脱毛症になったが、「きのうはマッサージに行って、久しぶりに酒を飲んでゆっくり寝ることができた」とすがすがしい表情。準備不足を敗因に挙げ「あと1週間あれば間違いなく勝てた」と悔しさものぞかせた。