ラジオで演芸コンテスト“R指定”ネタ 1・6若手10組激突
2012年12月30日 09:20
芸能
耳で楽しめる演芸であれば漫才、コント、ピン芸とジャンルは不問。3分間のネタを、リスナー2人を含む審査員5人が採点。上位2組による決勝は4分間のネタで勝負する。テレビの賞レースのような多額の賞金より「目先の5万円」が合言葉。生活の糧となる賞金5万円をかけ、若手芸人が火花を散らす。
兄妹コンビ「ビタミンS」のお兄ちゃん(34)は、「小林旭のモノマネで漫才をやり通す」と宣言するもマイコ(31)に却下され、「これを機に新ネタを増やしたい」と語った。今回唯一のピン芸人・三浦マイルド(35)も、見た目のインパクトを封じられるが「僕ほど中身のある笑いをやってる芸人はいない。R―1とのV2を目指す」と、なぜか自信満々だ。
また「ソーセージ」解散後、コンビで再出発した「アキナ」は賞レース初挑戦とあって「優勝してブレークします!」と声をそろえた。
大会名誉顧問の「笑い飯」の2人は、「ここでの優勝が肩書になるような大会に成長してほしい」と期待。同局プロデューサーの川中恵一氏も、「今後は半年に1回のペースで開催し、若手芸人のモチベーションにつながれば」と語った。
第1回大会は吉本興業の芸人限定だが、今後は門戸を広く開放する方針。大人まで大笑いすることのできる“R指定”の戦いが2013年新春から幕を開ける。
【出場者】アインシュタイン、アキナ、カーニバル、カバと爆ノ介、タナからイケダ、土佐駒、ビタミンS、三浦マイルド、見取り図、みなみのしま