草なぎ「夢だった」韓国主演舞台初日!香取も駆け付けた
2013年01月31日 06:00
芸能
初の海外公演に挑んだ草なぎを支えたのは親友だった。終演後、「反応が日本と違っていたので本番中に緊張が高まっていったのですが慎吾との友情を考えると気持ちが落ち着いた」。
香取はこの日朝、空港から劇場に直行し「今まで見た舞台で一番、笑って涙した。チング(親友)として誇り高き兄貴だと思いました」と称えた。31日は香取の誕生日。終演後には一緒に焼き肉で祝った。
本番前の会見には100人を超える現地メディアが集まった。チョナン・カンの芸名で同国でも人気がある草なぎは、韓国語を交えて回答。日韓関係が緊張する中、「日韓が互いに友情を築くことの大切さ、そして、友情を築くことができるんだということを伝えたい」と力を込めた。共演の韓国俳優チャ・スンウォン(42)は「傷を癒やすことができるのは隣にいる人間同士。それができれば明るい未来が広がっていく」と作品に込められた思いを語った。
舞台は日韓併合時の朝鮮半島。日本人教師と現地の放浪芸人集団のリーダーが出会い、友情が芽生えるが時代の流れの中、ほんろうされていく。日本では昨年11~12月に東京、大阪で公演。セリフは日本語と韓国語が半々で、韓国では二つの言葉の字幕がスクリーンに映し出された。
現地で俳優や歌手として活動したことがある草なぎは「韓国の舞台に立つのは夢だった。今までの舞台の集大成であり人生で大きな意味のある作品になる」と思いを語り「この舞台を踏んで新しいステージに出発できる気がする」と夢を膨らませた。同所では2月3日まで計6公演を上演する。