「行列」で共演 丸山和也氏 橋下氏に「大きなリーダーへこのままではダメ」
2013年01月31日 06:45
芸能
象徴的なエピソードがある。07年の参院選。自民党から出馬要請を受けていた丸山氏だが、橋下氏からも「一緒に」と出馬を持ちかけられた。当時、大ブームを巻き起こしていた民主党からだ。
丸山氏は「まさに世間の風を読みに行っていると感じた」と述懐する。「もし、僕が民主党からの出馬を決めていたら彼も乗ってきただろうから、状況はまた変わっていたかもしれない。彼も参議院議員になっていたら今の維新の会は、存在していない可能性もある」。丸山氏の当選から約半年後、橋下氏は大阪知事選に立候補。世間では東国原英夫宮崎県知事(当時)が高い人気を誇っていた。
丸山氏は「大きなリーダーになるには、このままではダメだ」と叱咤激励の言葉を送る。影響力の強い橋下氏が孤立感を深めているのではという思いもある。そのため、「(本を読んで)なんとかかんとか言ってきてくれたらそれでいい」と反論を期待している。「本を肴(さかな)にして一杯やってもいい」と膝を突き合わしての話し合いを待ち望んでいる。