忽那汐里 グラミー賞舞台で世界実感「いつか私も」
2013年02月11日 06:00
芸能
授賞式会場「ステープルズ・センター」近くのスタジオで、「新人賞」ノミネートのカントリー歌手ハンター・ヘイズ(21)と対面。さらに、プロデュース・アルバム「New Legend―Jamaica 50th Edition」が「最優秀レゲエアルバム部門」にノミネートされた阿曽沼和彦氏(55)にもインタビューした。2人と話し刺激を受けたといい、「いつか私もアジアとか日本とは違う文化の作品に携わっていきたい」と話した。
生まれも育ちもオーストラリアのシドニー。長期休暇を利用し、14歳の時に出場した第11回全日本国民的美少女コンテスト(06年)で審査員特別賞を受賞し日本へ。音楽好きで英語も堪能なことから、今回のWOWOW生放送のスペシャル・ナビゲーターに決まった。
グラミー賞の歴史や米国の音楽史に触れ、曲作りなどを体験できる「グラミー・ミュージアム」も視察。人と会話しているより、音楽を聴いている時間の方が長く、特にロックがお気に入り。チャック・ベリーの特大ポスターを見つけると、「大大大スター、ここを離れたくない。格好いい!」と大はしゃぎ。マイケル・ジャクソンの衣装にも大興奮するなど、20歳の女の子らしい一面も見せた。
11日は、レッドカーペットやWOWOW特設スタジオなどから、現地の模様をリアルタイムで伝える。史上最年少のナビゲーターで、女優がナビゲーターを務めるのも初めて。「とにかく正確な情報に臨場感を加えたい。見てくださる方と一緒に楽しんでもらえたら」。全身で熱気、興奮、そして感動の瞬間を視聴者へ向けて表現するつもりだ。
▽グラミー・ミュージアム 08年12月にロサンゼルス・ダウンタウンのフィゲロア通りにオープン。館内には、エルビス・プレスリーのギターやマイケル・ジャクソンの衣装などファン垂ぜんのコレクターズアイテム300点以上を展示。55回目を迎えたグラミー賞の記録や舞台裏を映像と音楽で振り返ったり、ミキシングなど、楽曲制作の過程を体験したりできるフロアもある。