歌舞伎俳優の市川海老蔵(35)が8月に初の自主公演「ABKAI(えびかい)」(8月3~18日、東京・Bunkamuraシアターコクーン)を開催する。
歌舞伎十八番「蛇柳(じゃやなぎ)」と、新作歌舞伎「はなさかじいさん」(脚本・宮沢章夫氏、演出・宮本亜門氏)を上演。3日に父の団十郎さん(享年66)を亡くした海老蔵は「父の遺志を受け継ぎ、蛇柳の復活に挑みます。僕の新たな歌舞伎人生の始まりということも含めて気合を入れ直し、もう一回り役者としても人間としても大きくなれるよう考えながら、この舞台に挑みたい」と話している。