スタッフ後ろ姿を“告発者”に…関テレ「捏造には当たらない」
2013年03月13日 11:47
芸能
同社によると、関係者に局内で内部告発のインタビューをしたが、本人に映像撮影を断られたため、スタッフの後ろ姿を撮影。その映像にモザイクを掛け、声を変えた本物のインタビュー音声と合わせる形で放送した。
放送の数日後、取材したカメラマンが上司に相談して発覚。社内で事実関係を調査したが、証言自体は間違いなく本人のもので、内部告発者を守るための行為だったと判断し、番組での訂正や公表はしなかったという。
同社広報は「捏造には当たらないと考えるが、不適切な映像表現だった。再発防止に努める」としている。
同社では、情報番組「発掘!あるある大事典2」で実験データの捏造など多くの虚偽があったことが2007年に発覚。当時の社長が引責辞任している。