「全国民に嫌われたい」藤原竜也 凶悪犯役に意外な共感
2013年03月13日 13:57
芸能
主演の大沢は「圧倒的なスケール感。スタッフ、キャストが挑戦のつもりで高いハードルを乗り越えて撮った作品。これほど手足を縛られたような感覚で仕事したことはないですが、楽しい最高の時間を過ごさせてもらった」と作品をPRした。
凶悪犯を演じた藤原は「清丸というキャラクターをやるというのはどうとかではなかった。僕としてはこの作品を楽しもうと思っていた。“あの”松嶋さんに失礼な数々なセリフを言わせてもらって、“あの”大沢さんにも数々の悪態をついて、どうしようかと思った。日本の全国民に嫌われたい」とやる気十分。とはいえ、現場では松嶋らに謝っていたというが、「清丸は幼稚で何を考えているかわからない。そういう部分は自分にもあるし、遠くはないキャラクターなんじゃないかなと思います。腹の中で悪口言ってたり、嫌ってみたり、暴言吐いたりっていうのは日常ありますでしょ?」と意外な共感を口にし、笑わせた。
壮大なスケールのアクション映画ということで、ハリウッドへのリメークなども期待されるが、大沢は「銘苅の役では来ないと思うので、清丸あたりを狙っていこうかな。藤原くんが日本全国を敵にするなら僕は世界を敵に!」と野望を掲げた。