高橋克典20周年2つの夢 10年ぶり新曲&大河出演

2013年03月20日 06:00

芸能

高橋克典20周年2つの夢 10年ぶり新曲&大河出演
米国ハワイで芸能界デビュー20周年を迎えた高橋克典
 俳優の高橋克典(48)が米ハワイで、芸能界デビュー20周年を記念したファンイベントを行い、10年ぶりに本格的な歌手活動を再開する意向を明らかにした。
 93年に楽曲「抱きしめたい」で歌手としてデビュー。20作近くのシングルをリリースしたが、新曲は03年の「男の美学」が最後。ディナーショーなどの場で歌う以外は表立った歌手活動もしていなかった。節目を記念した曲作りに「実はそういう話もある」とプランがあることを明言。「最近はジャズが好き。大人の鑑賞に耐えられるようなものにしたい」と楽曲の構想も明かした。

 現地で行ったライブでも、69人の参加者を前に「抱きしめたい」など5曲を披露。ピアノ演奏をバックに、全盛期より円熟味を増した歌声で観客を酔わせた。

 俳優としての目標にはNHK大河ドラマへの出演を掲げた。連続ドラマには93年の日本テレビ「ポケベルが鳴らなくて」から毎年欠かさず出演。放送中のTBS「夜行観覧車」が36本目となる。一方、時代劇は一昨年のテレビ東京「戦国疾風伝 二人の軍師 秀吉に天下を獲らせた男たち」で初挑戦。戦国時代の天才軍師、黒田官兵衛を演じ「表現の場として面白かったし、日本人としての精神性を感じられた」と“侍魂”に魅了された。

 出演経験がない大河ドラマへの憧れは強く「俳優として一度はぜひ出てみたい」と熱望。特に来年の大河は、自分が演じた黒田官兵衛が主人公の「軍師官兵衛」(主演・岡田准一)だけに興味が高まっている。

 50代を前にさらに活躍の幅を広げていく高橋。「確実な一歩、深い一歩を踏み出していきたい」と決意を新たにしていた。
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