貫地谷しほり(27)が初主演する映画「くちづけ」(監督堤幸彦、5月25日公開)の完成披露会見が18日、都内で行われた。原作・脚本を手掛け、俳優としても出演する宅間孝行(42)が、劇団「東京セレソンデラックス」で10年に上演した舞台の映画化。
貫地谷は知的障害者役で竹中直人(57)の娘役。自身の出世作「スウィングガールズ」(04年)でも共演しており「節目の作品でご一緒できてうれしい」と感激。撮影中も温かい視線を感じていたといい「ふと見ると心配そうに私を見ていて下さり、愛情を感じました」と次第に涙声に。「いつもフラットな優しさで接してくれて、ありがとうございます」と竹中の頬に感謝のキスをした。
これには、いつも陽気な竹中も「感無量です。返す言葉もないです」とテレ笑いだった。