岩城滉一 930万円自腹で宇宙の旅に挑戦「地球は青かったと言いたい」
2013年04月19日 06:38
芸能
宇宙行きは来年4~5月の予定。米カリフォルニア州のモハベ宇宙港から、パイロットと2人乗りのシャトル「リンクス・マーク1」で飛び立つ。計画では、地球を出発して戻るまでが約45分間。その間、地上約60キロの無重力空間に約3~4分滞在する。9万5000ドル(約930万円)の費用は岩城の自腹だ。
時間としては短いものだが、マーク1の最高時速はマッハ2(約2450キロメートル)で、最大4Gの負荷が体にかかる過酷なもの。だが、岩城はカーレース「F3000」や、スキューバダイビング、アクロバット飛行機などの経験から負荷に慣れた肉体を持つため、特別なトレーニングは要しない。挑戦時は63歳になっているが、「その辺のオヤジと一緒にされても困る」と自信マンマンだ。
「先駆者にはリスクはあるでしょうけど、僕が行けば“安全なんだ。私も行きたい”という人も出てくるでしょう。やる以上は中途半端にはできない。絶対成功すると思う」と意気込む。家族から反対もされたが、「万が一があったら、俺は星になって見てるから」と納得させたという。今年9月にオランダで2日間、シミュレーターなどで訓練を積む予定だ。