AKB卒業しなければ成長できない…河西智美「肩書きは歌手で」
2013年05月07日 09:05
芸能
「ソロデビューが決まってすぐに卒業を発表しました。決意したのは発表の前日です。AKBが東京ドーム公演を成功させて第2章を歩んで行くという時、私も進まなくちゃいけないと考えました。秋元さんに相談して“まだAKBにいなさい”と言われたら、続けようと思いましたけど“いいタイミングなんじゃないか”と言ってもらえたので“今かな”と」
――「1人でできる」と確信した?
「と言うより“1人でやっていかなくちゃいけない”と思いました。ぶっちゃけ“できる”という自信はありません(笑い)。“自信がないのに卒業するなよ”と言われるかもしれないけど、でも、ここで卒業しなければ成長できないと思いました」
――重い決断でしたね?
「ソロデビューというチャンスをいただいた以上やらなくちゃいけないと思ったんです。今でも怖いし、不安だけれど、踏み出さないといけないと考えました。ほかのメンバーは違う考えでしょうけど、私は、このままAKBを続けるのは立ち止まることだと思いました」
――やはりAKBで歌うのと1人で歌うのは違いますか?
「1人で活動して、AKB以外の景色が見えました。7年やってきて舞台度胸もついたと思ってたんですけど、1人でステージに立つと手と足が震えたり、うまく歌えなかったり、それまでになかった緊張感を味わいました。でも、それが自分がしたいと願っていたことなので“もっとちゃんと歌えるようになりたい。もっと成長したい”と考えるようになりました」
――歌っていると幸せ?
「幸せです」
――これからの肩書は「歌手」?
「肩書は一応、歌手でいきたいと思います(笑い)。ファンの皆さんは“女優やバラエティーの仕事もいいんじゃないの?”と言ってくれますけど、まず一つに絞って、そこから広げていかれればいいと思っています」