ラジオ局移籍後も好調ヒロ寺平「打倒道上さん、浜村さん」
2013年06月13日 11:00
芸能
だが、802開局当初から番組を担当し、関西No・1ブランドに育てた看板DJの力は健在。ココロでは、4月度の聴取率上昇の要因に「FMが重要な音楽情報源だった90年代の熱心な802リスナーの多くが、今や40歳以上。少し落ち着いて音楽を聴きたい方々が、802の象徴的存在だったDJと共にココロにシフトしたのでは」と、ヒロT効果を挙げた。
当の本人は「“どや、頑張ったやろ!?”って思いもあるけど、結果に一喜一憂したらあかん。有頂天は禁物」と冷静だ。FMでは2位だが、AM局も合わせたシェアでは、1位の802(20・9%)に次ぐのはABCラジオ(19・6%)、MBSラジオ(17・0%)。ココロは8%で5位と、まだまだ及ばない。
ABCには道上洋三(70)、MBSには浜村淳(78)と看板パーソナリティーが君臨する。ヒロTは「AMとは構成もリスナーとのつながり方も違うので、(内容を)寄せるつもりはない」とした上で、「高年齢層の心をがっちりつかむ点では、打倒道上さん、打倒浜村さん」と笑顔。「802との差別化を図る上でも、中高年の絶大な支持を得たい」と、ココロブランドの向上に意欲を燃やしていた。