現役ホステスなかの綾 歌手としてメジャー・デビュー
2013年06月20日 10:55
芸能
23歳で上京し、時給2000円で週6日、ホステスをしながら音楽活動を続けてきた。インディーズで発売したCDを偶然耳にしたユニバーサル・ミュージックのディレクターから「歌がうまい」と注目され、デビューへの道が開けた。
18歳から祇園のジャズクラブ「Repos(ラポー)」の専属歌手としてジャズや昭和歌謡を披露。上京後、「昼間の音楽活動に支障がなく、お酒が飲めて生活費が稼げる仕事」を探し、ホステスの道へ。「全力で口説かれたり、触られたりもあるけど、普通は会えないような企業の社長さんと話せるし、楽しい」という。デビューを目前に「実感がない」と苦笑いしたが、「国内はもちろん、米国にも昭和歌謡の魅力を広めたい」と夢は大きい。「京都でもライブがしたい」と、“関西凱旋”にも意欲を見せていた。
◆なかの 綾(なかの・あや)1985年(昭60)5月7日生まれ、京都府出身。10歳から京都市少年合唱団でクラシックを学ぶ。2010年、インディーズでアルバム「ずるいひと」を発売。FMヨコハマの「今夜もおきばりさん!」(水曜深夜0・00)でメーンパーソナリティーを務めている。