新国立劇場は19日までに、4月の舞台に遅刻し公演が1回中止になった俳優の田島優成(25)の元所属事務所に対し、損害額約130万円を請求することを決めた。
払い戻したチケット代金や、交通費などが含まれる。中止となった舞台は「効率学のススメ」で、田島は「公演時間を勘違いしており、寝過ごした」と釈明した。元所属事務所とは5月に契約が切れているが、事務所側は「書類がまだ届いていないが、届いた段階で誠心誠意対応させていただく」としている。同劇場は再発を防ぐため、これまで開演1時間前だった出演者の劇場入りの時間を1時間半前に変更した。