辛坊治郎氏から突然の連絡「船体放棄しかない」
2013年06月22日 07:45
芸能
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事務所スタッフが「船体放棄は最後の手段。まずは排水してください」と指示。その後会話は途切れ、受話器越しに辛坊氏の「排水がポンプでいけるかもしれない」と話す声が聞こえてきたという。
しかし、約25分後の午前8時1分、再び辛坊氏から「船体を放棄しました。2人は大丈夫」と、救命ボートに乗り移ったとの連絡が入った。
第2管区海上保安本部(塩釜)によると、現場は宮城・金華山の南東約1200キロ付近。通報を受け現場に向かった海上保安庁の航空機が午前11時44分、ボートの2人を確認した。
その後、海上自衛隊が救難飛行艇を派遣。午後2時ごろから約1時間上空にとどまったが、波が高いため着水できず、燃料切れで引き返した。海自はあらためて、同じ型の飛行艇を派遣。午後6時15分ごろ2人を無事救出した。現場は雨が降り、救助時の波の高さは3~4メートル、風速16~18メートルだった。