車椅子のシンガーソングライター森圭一郎　全国ツアーで署名運動

　１６歳の時に車椅子生活となり、その後音楽と出合うことで人生を救われたアーティスト、森圭一郎（３５）が、コンサートツアー「Ｔｏｕｒ　Ｒｏａｄ　Ｔｒｉｐ２０１３－２０１４ひまわり～笑顔の花を咲かせたい～」で日本全国を旅している。ブルース、ロックをバックボーンに自身の生きざまを魂の叫びで歌いあげる姿が大きな感動を呼び、全国でファンが急増している。 　森は今回のツアーで「徳之島に特別支援学校を」署名運動も行っている。年２回以上訪れる鹿児島県奄美群島の徳之島には障がいを持った子供たちに設備の整った学校（特別支援学校）がなく、その大半が大阪や鹿児島市の学校へ行くという。家族と離ればなれになるだけでなく、経費と時間もかかる状況に森が「自分の生まれた街で暮らしたい、家族一緒に過ごしたいという願いは誰でも同じ。命あふれる素晴らしい島で暮らし、皆と同じ学校へ通いたい」という願いをかなえるために思いついたのが、署名運動ツアーだった。

　徳之島に限らず、日本の小さな島々が抱える問題の解決に役立てればと実施した今回のツアーで「まずは徳之島に学校を作り、笑顔の花をたくさん咲かせるために全国で歌います」と森は笑顔で話す。皆さんも一緒に“笑顔の花”を咲かせませんか？

　【ライブ情報】７月２１日（日）新宿ＳＡＣＴ！（１８時開演）、３５００円（１ドリンク付き）。詳しくは電話０５０（７５１０）５１５８。