くまモン効果は1244億円 日銀試算、熊本県の戦略が奏功 2013年12月26日 17:41 芸能 日銀熊本支店は26日、熊本県のPRキャラクター「くまモン」が県内に及ぼした経済効果は過去2年間で1244億円とする試算を発表した。商品への無料使用を認めるなどの戦略が功を奏したと評価。「今後は、ブームとして終わらせないようにブランド価値を維持する戦略が必要」と指摘した。 ゆるキャラグランプリで優勝し、知名度が急上昇した2011年11月からの2年間が対象。 関連商品の売り上げによる県内生産の増加額を761億円、雇用者の所得増に伴う消費活性化などの波及効果を計470億円と算出。くまモンに会えるイベントなどの開催で観光客が18万8千人増え、12億円の効果があったとした。 テレビや新聞を使ったPR効果も、広告を出した場合の費用に換算すると、90億円に相当するとした。