海原しおりさんの遺志継ぎ…さおり“共同本”出版へ
2014年01月07日 05:30
芸能
出棺後、さおりはしおりさんが病床で、自身の病状や気持ちをノートにしたためていたことを告白。「しおりちゃんの遺志を継いで彼女が“こんなに頑張ってたんや”ということを本にしたい」と話し、今後さおりが加筆し2人の“最後の共同作業”として出版する意思を明かした。
さおりによると、しおりさんは「同じような経験をしている人を少しでも元気にしたいねん」と、入院中に書き始めた。病が進行しペンを持つことが難しくなった後も、気力を振り絞り少しずつ書きためていたという。
棺の中には2人で出したCDや漫才の台本なども入れた。さおりはすべてを見送った後「体の芯がなくなった感じ。こんな悲しいことってあるんですね」とまた号泣。「おばちゃん漫才としてこれから、という時やったから…。本当に無念でしょうね」と声を絞り出し、志半ばで逝った戦友を思いやった。