実業家・梅屋庄吉の生涯 初のドラマ化!辛亥革命を支援
2014年01月19日 06:19
芸能
庄吉の妻・トクは、香港に行った夫を日本で9年間も待ち続けるなど、バイタリティーあふれる風雲児を支えた。夫の孫文への気持ちに共感し、会社が傾いても夫婦愛は揺るがなかった。庄吉は“たった一度の約束”から、異国の革命を手助けした。その理由は何だったのか…。ドラマは実際の資料や映像を交え、その謎に迫る。
今回のドラマを機に、梅屋庄吉を知った柳葉は「台本を見させていただいて『すごい人だな』というのが、最初の感想です。これをやらせていただく幸せを感じます」と喜びの弁。「昨今、複雑な話ほどおもしろがられたり望まれていますが、この作品は当たり前の愛であったり、当たり前の挑戦であったり、当たり前の夢であったり…というものが、とてもシンプルに純粋に描かれています。だからこそ、これはやらないといけないなと思いました」と“使命感”も。「庄吉さんからは、人が生きていく上で持っていなければいけないのではないか、と思う人間像を感じます」とホレ込んで演じた。
夏川は「ちょっとした休憩中の会話でも、柳葉さんと『庄吉さんはこうだな』『トクさんはこうだな』と冗談めかして話ができるぐらい、お互いが割り当てられている責任や役作りを、どこか共感しながらやれたことがうれしかったです」と息もピッタリだった3週間の撮影を振り返った。
共演は庄吉の秘書役に篠井英介(55)庄吉夫妻の娘役に原田美枝子(55)ら。