AKB内田眞由美 「恋愛禁止」でも妄想広げて恋愛小説
2014年01月19日 05:30
芸能
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「中学2年生の時にAKBに入ったので、それ以前にしか経験がありません(笑い)」
――なのに恋愛小説?
「これまで本を読んで勉強してきたことと、自分の妄想を頑張って広げることで書きました」
――妄想!?
「そうなんですよ。私って“妄想家”みたいなんです。以前(占い師タレントの)ゲッターズ飯田さんに“あなたは妄想家で、いつも空想している”と言われて、その時は“そんなことはない”と思ったんですけど…。よく考えてみると、小さい時から、1人でいると、いろんなことを考えて、独り言を言ったりしていたんですよね(苦笑)」
――恋愛の妄想もしていた?
「そうです。だから、恋愛小説は得意なのかもしれない」
――この小説には内田さんの恋愛に関する妄想が詰まっている!?
「詰まっています!」
――「恋愛禁止」だからできないことを小説の主人公たちに実現させている?
「そうかもしれないですね(笑い)」
――書いたのはパソコンで?
「今まで使ったことがなかったんですけど、小説を書くことになったので買いました。最初は文字が打ちづらかった」
――書いた場所は?
「1カ月半くらい、角川書店の本社に“通勤”しました。家だと気が散ると思ったので“ここなら集中できそうです”って、お願いしたんです。時間によって会議室だったり、ただ仕切りがあるだけの場所だったり、社内を移動しながら書きました」
――大変でしたね!?
「会議室で集中して書いていると、受付のお姉さんが入って来て“もう時間ですので…”と言われて“あ、すみません”と出て行ったこともありました(苦笑)」
――1日あたりの執筆時間は?
「その日のほかの仕事にもよりましたけど、早い時は午前9時くらいに出勤して、ほかに何もなければそのまま午後10時くらいまで書いていました。締め切りに追われている感じだったから、1日があっという間に終わっちゃうんです」
――ふだんのAKBの活動とは全く違いますね!?
「すごく“仕事”という感じがして楽しかったです。いつもはただ“あ~、疲れた…”と思う帰り道も“きょうもよく頑張った!”って、充実感がありました」
――作家志望がさらに強まった?
「とても強まりました。自分の作品を読み返してみると“もっとうまく書けそうだ。もっと違うストーリーも書けそうだ”って、チャレンジ欲がどんどん出てきます」
――次回作も恋愛小説?
「そうですね。書いていて楽しくて“恋愛はいいものだ”って感じました」
――恋愛はいい!?
「そう思います。“いいなあ、普通の人はこんなことをしているんだ”って、うらやましくなりました(笑い)」
▽言えない恋心 15歳から21歳までの女性アイドル6人が主人公の短編小説集。それぞれが恋愛に悩みながら成長していく姿をみずみずしい文体で描いている。中には自分のファンに恋してしまう主人公も。