平成の競作盤「孫が来る!」お披露目会 岡千秋氏、仲町浩二らが歌う
2014年02月22日 17:03
芸能
この日は、中村以外の3歌手が顔をそろえ、小西氏が「昔は競作がいっぱいありまして、一番でかかったのは“矢切の渡し”で、細川たかしがレコード大賞を獲るほどの騒ぎになった。じゃあ、平成の一発目、いいじゃないの。おじさんたちの反撃だ、なんていうことになって、このような競作盤を出すことになりました」とあいさつ。
同曲は、作詞を手がけた池田充男氏の実話から誕生した孫への愛情が描写されたほのぼの演歌で、池田氏は「小西さんに孫が来る話をしたら“そのままいっちゃおう”ということになった。でも岡千秋さんのメロディーを聴いて、思わず涙が出ました」と語り、作曲の岡氏は「この歌は池田先生の実録ですから、すごく感じるものがあります」と話した。
その後、3人がそれぞれ歌唱披露、歌手生活50周年を迎えた船橋は「私には孫が2人いますが、こんな素晴らしい作品を歌わせていただけて大変光栄」。2011年にスポーツニッポン新聞社を定年退職後、先輩の小西氏に見いだされて念願の歌手デビューを果たした仲町は「歌手の夢を見てから45年がたちましたが、やっとデビューさせていただくことになり大感激です。私生活では孫も子どももいませんが、兄に孫が7人いますので、その孫を思いながら歌わせていただいています」。
岡氏は「ソロで歌うのは30数年ぶりになりますが、また皆さんに楽しんで聴いていただきたい。お孫さんがいらっしゃる方にはこの歌が身にしみてわかると思います。僕はこの曲をステージで泣きながら歌ったことが何回もあります」と話していた。