林葉直子 将棋になぞらえ心境「鬼手を探している」

2014年02月23日 17:02

芸能

林葉直子 将棋になぞらえ心境「鬼手を探している」
2010年当時の林葉直子
 重度の肝硬変を患っている元女流棋士のタレント・林葉直子(46)が23日、自身のブログを更新。「鬼手を探している」と将棋になぞらえ、心境をつづった。
 「鬼手」(きしゅ)とは「相手の意表を突くような奇抜な手」のこと。 

 21日放送のテレビ番組で告白してから3日連続のアップ。この日は「生きる棋風」と題し「私は、本当に生きる希望は捨てていません。精いっぱい、がむしゃらに生きています」と前向きな姿勢を強調。

 「誰も考えもしなかったような一手、鬼手を探しているだけなんです。これは私の生きる棋風なので、しょうがねえなぁと思っていただければ、うれしいです。そして、もしも鬼手が見つからなかったとしても、一手一手大切に打っていくことには変わりはありませんので」と結んでいる。

 2006年に体調が悪化。アルコール性の肝硬変で、大量の飲酒が原因。3つの病院に入院したが「結局、回復の見込みはなく」現在は出身地の福岡県で1人暮らしをしている。

 21日には「治るならばいいけど、治らない病気の時はもう少し自由にさせてほしい」、22日には「私は生きることを捨ててはいません。ただ、そんなに長く生きられる身体ではないなと思っているだけです」と記していた。
【楽天】オススメアイテム