【つんく♂コメント全文】「まさか自分が」驚きも前向き&元気
2014年03月06日 14:46
芸能
平素より応援いただき、誠にありがとうございます。
寒暖の差が激しい日々が続いていますが、少しずつ春が近づいてきているのが、実感できるきょうこのごろ、皆さまはいかがお過ごしでしょうか?
さて、早速ですが、皆さまにご報告がございます。
約7~8年ほど前から声帯左側に違和感があり、ファルセットなどが出せない状態になっておりましたが、それでも日々手探り状態で仕事をしてきました。
しかし昨年10月くらいから声全体がハスキーになり、声が出しにくい状態が続いていたので、今年2月に全身麻酔で手術をし、細胞の検査をしたところ、喉頭声帯にがんが発見されました。
早期のがんということで、現在さっそく治療に入ったところです。
正直、自分としても「まさか自分が」と驚いたのは事実ですが「病は気から」と申します。これも人生における何かのヒントだと思い、ポジティブに進んでいくと決心したところです。
しばらくは集中的な治療をいたしますので、現在お仕事をいただいていた皆さま、いつも応援くださる皆さま、関係各所たくさんの皆さまには大変ご心配とご迷惑をおかけいたします。
心よりお詫び申し上げますと同時に、何卒ご理解、ご了承いただきたく存じます。
また治療に関しましても、いつごろから声が使えるようになるか、未知な部分も大変多く、声を使う仕事の復帰メドに関しましては、その都度、皆さまにご報告させていただこうと思っています。
とはいえ、頭脳も、それ以外の部分もすこぶる元気で、血液検査の結果を見た、ある先生からは「この数値だけ見ると、病気の人のものとは思えないんだがねぇ」というようなお言葉も頂戴しております。
なので、集中的な治療期間が過ぎれば、デスクワーク含めて、できることは今まで通りやっていく予定ですので、どうぞ皆さま、これにもまして応援のほど、よろしくお願いいたします!
そして、治療後には、また歌を皆さまに届けられる日を楽しみにしております。
2014年3月6日
歌手 シャ乱Qボーカル
作詞家 作曲家 音楽プロデューサー
つんく♂