つんく♂ 喉頭がん テレビCMでも様変わりした声が心配される
2014年03月07日 05:30
芸能
昨年は8月から1カ月かけてシャ乱Qの結成25周年記念ツアーを全国5カ所で開催。ツアー完走後の同10月頃から喉の調子が悪化し、全体的に声がかすれ、発声しにくくなったという。今年2月に全身麻酔の手術を受け、細胞の検査をしたところ、発声機能がある喉頭声帯にがんが見つかった。
幸いにも早期発見で、すでに治療開始。検査結果を聞いた瞬間は「“まさか自分が”と驚いたのは事実」と明かした上で「“病は気から”と申します。これも人生における何かのヒントだと思い、ポジティブに進んで行くと決心したところ」と前向きにコメントした。
治療方針をめぐり機敏に対応してくれたのが元タレントの加奈子夫人(33)。つんく♂はブログで「私はまさに“まな板の鯉”状態。気がつきゃ治療が始まってた次第。今まで当たり前であった女房にもほんま感謝やなぁ」と最愛の妻の献身的な姿勢に感謝した。
これまで出演したイベントや公演では、喉の不調について「声帯が炎症を起こしている」などと説明。出演中のauのテレビCMでも様変わりしたガラガラ声でファンらから心配されていた。
つんく♂のブログには6日午後11時半現在、800件以上の激励コメントが相次いでおり、つんく♂はツイッターで「いやはや、皆さま、本日は大変お騒がせしました。また明日もファイトやね!たくさんのメッセージにパワーをもらいました!ありがとう!」と勇気をもらった様子だ。
今後は治療に専念するためタレント活動を一時休養。復帰時期は未定ながら「集中的な治療期間」が過ぎたあとは楽曲制作など声を使わない仕事を再開する予定。
所属事務所は、入院時期や治療法など詳細について「プライベートなことはお答えできません」と説明。プロデューサーとして「モーニング娘。’14」や度―uteらアイドルグループを手掛けているが、新作はひと通り完成済みだという。
テレビやラジオのレギュラー番組などは現在なく、シャ乱Qの活動も昨年のツアーでひと区切りついているため「いまのところ仕事への大きな影響は出ない」としている。