日テレ「明日ママ」最終回は12・8% 子どもらの本名明かされる
2014年03月13日 10:00
芸能
同ドラマをめぐっては初回放送翌日から親が育てられない子どもを匿名で受け入れる“赤ちゃんポスト”に預けられた主人公のあだ名を「ポスト」としていることや、施設の職員が子どもに暴言を吐いたり、ペット扱いする場面があるなど、、実際に「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」を設置する慈恵病院(熊本市)や全国児童養護施設協議会など複数の団体から内容改善の要望が入った。騒動の影響でスポンサーがCM放送を取りやめ、最終回も企業CMの放映はなかった。
子どもたちのあだ名の使用などは最後まで継続されたが、ポスト=キララ、ドンキ=真希、ボンビ=優衣子、ピア美=直美と本名が明かされた。
一方「あくまでフィクション」「問題提起になっている」「子役の演技が素晴らしい」などとドラマを擁護する意見もあり、賛否両論が広がった。
芦田のほかには、同じく施設に預けられる子どもを演じる鈴木梨央(8)のほか、施設長役の三上博史(年齢非公表)、施設の職員役の三浦翔平(25)、児童相談所の職員役の木村文乃(26)、城田優(27)鈴木砂羽(41)らが出演した。
最終回では、“魔王”こと施設長がポストを「おまえがいなくなると、オレが寂しいんだ」と“引き取られる形”に。エンドロールは2人で行った遊園地。「手放された子どもはつらいよね」「手放した親も後悔していきなくちゃならない」「どうしたらいいのかな?」「それを考える。ずっーと考える」「私も考える」「みんなで考えるんだ」とメッセージが語られた。