永作博美 過酷な役に入り込みすぎて「息苦しくて顔色も悪かった」
2014年03月15日 17:35
芸能
![永作博美 過酷な役に入り込みすぎて「息苦しくて顔色も悪かった」](/entertainment/news/2014/03/15/jpeg/G20140315007780710_view.jpg)
亜紀を「非常に信念の強い女性だけど、しっかりと揺れている感も出しながら、時にはブレながら演じた。頑張り屋のいたって普通の女性」と表現した永作。「曲げられないところはいろいろ。その辺は似ているかな」と自身との共通点を明かし、ニッコリ。
亜紀は大企業で女性総合職第1号として働きながらも男性社会の中で、力を持つことも試すことも許されないもどかしい時間を過ごす。会議のシーンでは役になりきり、実際に気分が悪くなったこともあったといい、「(亜紀が)本当に必要とされてないんだという思いを感じて、できるならあの場から出て行きたかった。息苦しくて、本当に顔色も悪かったと思う。でも、それと同時に、ここを生き抜いてきた人はすごい!って思いもありましたね」。
元恋人の母を演じた宮本とは初共演。永作が「正面でしっかりとお芝居をしているのが印象的だった。久しぶりに襟を正された気分。付いていきます!って気持ちで毎日やらせてもらった」と宮本の印象を語れば、宮本も「(永作は)かわいくて、気が強い人。待ち時間も含めて映画のリズムだったので、撮影中もいろいろとしゃべった。2人で毎日お酒を選んでましたね」と笑顔を見せていた。
NHK連続テレビ小説「ちゅらさん」「おひさま」などで知られる岡田惠和氏(55)が脚本を担当し、映画「脳男」などの瀧本智行監督(47)が初めて手掛ける連続ドラマ。初の連続ドラマとなる瀧本監督がヒットメーカーの岡田氏と初タッグを組む自身を「横綱にぶつかる前頭みたいなもの」と角界を沸かせる遠藤関(23)にたとえて笑わせた。