「おっさん」テレ東最高12・6% 開局50周年「盛り上がっている」
2014年03月18日 05:30
芸能
最終回は2時間スペシャルで、瞬間最高視聴率は午後9時58分から10時までの2分間に記録した15・1%。主演の北大路欣也(71)と妻役の中田喜子(60)がお互いをねぎらうクライマックスの場面だった。
同局は例年、在京民放キー局5社の中では数字的には最下位が定位置で、今年も2月23日までの8週の平均視聴率はゴールデンタイム8・0%、プライムタイム7・5%、全日3・5%と他局比較で3~5ポイント程度低い。ただ、最近はバラエティー番組「YOUは何しに日本へ?」などが10%を超えるなど好調で、ゴールデン、プライムとも前年比約1ポイント増。4月の開局50年に向けて“おっさん”がさらに勢いを付けた格好で、同局は「局全体が盛り上がっている」と喜んだ。
「三匹のおっさん」は人気作家有川浩さん(41)の小説が原作で、北大路、泉谷しげる(65)、志賀廣太郎(65)が演じる元悪ガキ3人が、痴漢や詐欺など町内の悪を成敗する物語。個性的な3人の現場は楽しかったようで、北大路は8日のクランクアップの際「よくこんなわがままなおっさんを面倒見てくれました。ホッとしたような、また会いたいような複雑な気持ち」と話しており、待望の続編も期待できそうだ。
好評を受けて、28日午後1時25分から最終回が再放送され、6月4日にはDVDボックスが発売されることも決まった。