9~19歳のバレエダンサーを対象に毎年開かれるバレエの国際コンクール「ユース・アメリカ・グランプリ(YAGP)」の最終審査結果が米ニューヨークで10日発表され、長野県松本市の二山治雄さん(17)が15~19歳の男子部門で1位となった。
グランプリは逃した。二山さんは共同通信の電話取材に応じ「多くの拍手や声援をもらったので、凄くうれしかった。緊張したけど楽しく踊れた」と喜びを語った。今年2月、若手バレエダンサーの登竜門、スイス・ローザンヌ国際バレエコンクールで優勝した二山さんは、9月から米カリフォルニア州サンフランシスコのバレエ学校に留学する予定。今回のコンクールは「サンフランシスコに行く前の良い経験になった」と声を弾ませた。