唐沢主演「ルーズヴェルト・ゲーム」 初回14・1%
2014年04月28日 10:05
芸能
中堅のメーカーに中途採用された主人公が倒産寸前の会社を守り抜くため、男たちが奇跡の大逆転を目指して闘う姿を描く。主演の唐沢は主人公・細川充は冷徹な一匹狼(おおかみ)で、ダークヒーロー的な要素を持つ経営者。会社を窮地からの救うため、コストカットで名門野球部を廃部にしようとするところも見どころとなる。唐沢は日曜劇場では、95年の「輝け隣太郎」以来、19年ぶりの主演となる。
共演は檀れい(42)、石丸幹二(48)、立川談春(47)、江口洋介(46)、山崎努(77)ら。
初回は、2年前、細川は創業者の青島(山崎)に抜てきされ、中途採用ながら年商500億円ほどの中堅精密機器メーカー・青島製作所の社長に就任。しかし、この2年で金融不況の影響を受け、会社も厳しい状態となっていた。そんな中、取引先からは10億円以上の損失が見込まれる値下げの要求があったうえ、メーンバンクから来期の融資をストップする可能性を示唆され、窮地に立たされる。役員会で専務の笹井(江口)から打開策を求められた細川は年間3億円の経費が掛かる野球部を開始すると言い出す。一部の役員たちはその意見に賛成するも、笹井らは野球をこよなく愛する青島が野球部の廃止に同意するとは思えず…という展開だった。
前クール(1月~3月)の同枠ドラマ「S(エス)―最後の警官―」(向井理主演)の初回は18・9%だった。