AKB襲撃の梅田容疑者 自転車で116キロ移動か?
2014年05月28日 05:30
芸能
その中で依然、ベールに包まれているのが梅田容疑者の足取りだ。捜査関係者は「まだ捜査中」と口をつぐむ。梅田容疑者の母親によると、握手会前日の24日午前4時すぎに自転車で外出してから行方が分からなくなった。なぜ、容疑者は握手会の30時間以上も前に家を出て行ったのか。自宅のある十和田市のタクシー運転手は「滝沢までは一本道だ。恐らく自転車で行ったんじゃないか」、近隣の住民も「かなり遠いが、自転車で行けないこともない」と語る。
十和田市と握手会会場がある岩手県滝沢市とは国道4号で結ばれている。自宅から会場までおよそ116キロ。自転車なら平均時速10キロで移動した場合、半日で到着できる計算だ。親族らによると梅田容疑者は中学時代は陸上部に所属し、青森の県大会800メートルで2位に入った脚力の持ち主。しかし、高校時代にいじめに遭い、通信制の高校へ転校。仕事も長続きせず最近は家にひきこもっていたという。人生の歯車が狂った末の凶行。心の闇は黙々と自転車をこいでいるうちに深まっていったのかもしれない。