米倉涼子が翻ろうする“4人の男”に豪華キャスト集結
2014年05月29日 07:16
芸能
その夫役に橋爪功(72)、伊佐子の愛人の弁護士役を高嶋政伸(47)、伊佐子から相談を受けるパトロン的存在で食品会社の副社長役を宅麻伸(58)、伊佐子の愛人のサッカー選手役を要潤(33)が演じる。
女性陣も比嘉愛未(27)、笛木優子(34)、かたせ梨乃(57)が出演するという豪華布陣になっている。
原作は1971年に文藝春秋から刊行された、松本清張氏の同名長編小説で、己の目的のために、夫の寿命を緩やかに縮めようと企む伊佐子を中心に、欲まみれの男女が入り乱れ、犯罪が犯罪を呼ぶ異色のサスペンス。
米倉の夫役を演じた橋爪は「米倉さんが私の排尿を補助するシーン(ご想像下さい)があって、『この役は橋爪さんじゃなければ私、出来なかったわ』と言ってもらったんですけれど…。これって誇らしいの? って思いましたね」と感想。宅麻伸は「米倉涼子女史、松本清張原作にこれほど相応しい女性はいないと感じた。観ているだけで魅了される女優!男を捨てる女と捨てられた男…この女性だったら騙されてもいいなと思ってしまった」。高嶋も「米倉さんは本作品のすべてを把握され、普通の人の2倍の速さで演出を飲みこまれていました。僕などは米倉さんについていくのがやっとで、印象としては“ジェットコースター”の様な方でした」とコメントしている。