玉三郎が思わず赤面　その理由は…、五嶋龍の生演奏にも感激

　歌舞伎俳優で人間国宝の坂東玉三郎（６４）が２日、都内で行われた高反発マットレス「エアウィーヴ」新ＣＭ発表会にバイオリニストの五嶋龍（２５）とともに出席した。まさかのものまねに玉三郎が思わず赤面した。 　２人はこの日が初対面。五嶋が「子供の時から家族がファンで、同じ場所に立たせていただくなんてまったく思っていなかった。非常にラッキーです」と感激すれば、玉三郎も「国際的に活躍されているので、これからも素晴らしい活躍をしてほしい。期待しているし、将来の希望に会ったような気がする。今後も素晴らしい芸術を発表していってもらいたい」と応えた。

　ＣＭでは五嶋演奏の「星に願いを」が使用されている。「とにかくいい曲だし、いろんなバージョンがあるが、自分のエモーションを込めたものを使っていただけるのはうれしい」と起用を喜ぶ五嶋が生演奏をサプライズで披露。玉三郎も「生で聴けて良かった」と満面の笑みを浮かべた。今後のコラボも期待されるが、玉三郎が「もちろん、そういう話があればいい。彼が勉強してきた道を汚さないようにやれれば」と話すと、五嶋も「期待を裏切らないように、期待に応えられるように、頑張ります。いつかぜひ（コラボ）させていただきたい」と夢をふくらませた。

　会見では、玉三郎が“フランス語風”の発音で話す特別バージョンのＣＭもお披露目された。これはバレエ学校のパリ国立オペラ座の子どもたちが出演するバージョンに触発され、撮影の合間に玉三郎が“ものまね”を披露したものを使って、特別編集したもの。会場に特別ＣＭが流れると、玉三郎は「恥ずかしいです。オペラ座の子たちがかわいくて…流すと言われた時は堪忍してほしい（って言った）」と思わず赤面。普段からものまねはしているといい、「公開してないんですけど、結構してるんです。歌舞伎役者とか女優さん…そのうち（披露します）」と照れ笑いを浮かべていた。