はるみ、夏子、亜紀、冬美が初競演 10月に「春夏秋冬コンサート」
2014年06月30日 08:05
芸能
名にちなんで「春夏秋冬」が冠されたが、単なるしゃれではない。清少納言「枕草子」に代表されるように四季は日本の雅(みやび)や趣を象徴する存在。それを、演歌が持つ“和の心”で表現する。
それぞれが、名前に含まれる季節を担当。自身のヒット曲の数々はもちろん、ほかの歌手による“季節の名曲”をカバーするなど、貴重なシーンも期待できそうだ。
「春」を担当する都は「いつかこのようなコンサートができるよう夢見ていた」と話し、「今までの曲からどんな曲をどれくらい歌えるのか、ほかのコンサートとはひと味違ったワクワクを感じています」と興奮気味。
「秋」の八代は「日本の美しい四季のように、華やかな歌謡界の四季をお届けしたい」と抱負。「冬」の坂本は「こんな夢の競演が実現するなんて!お客さまの心に響くよう、精いっぱい歌いたい」と話している。
製作担当者によると、自然の壮大さを演出するため、演歌のステージとしては破格の数十人規模のオーケストラを起用する。舞台に巨大な白い木を1本立て、照明によって葉の色を変える演出が検討されているほか、荒木とよひさ氏作詞の名曲「四季の歌」を4人で合唱するプランもある。
東京国際フォーラムAホール(東京都千代田区)で、10月9日の1日のみ昼夜2公演。30日から先行予約受け付けが始まる。「夏」の伍代は、「どんな構成になるのか出演者の私も楽しみ。1日限りだなんてもったいない」と期待を寄せた。