連ドラ主題歌に無名シンガー抜てき!桐嶋ノドカ「Wahの歌」
2014年07月01日 05:31
芸能
テレビ出演が1回もなければ、音楽誌への掲載も、インタビューを受けた経験も、自主制作のCDを作ったこともない。来年以降のデビューに向けて動き始めていたが、全くの新人。その桐嶋を、テレ東が大抜てき。急きょ、5月に初の宣材写真を撮り下ろした。
デモ音源を聴いて起用を決めた番組プロデューサーは「柔らかくパワフルで澄みきった声に衝撃を受けた」と説明。作品は寺脇演じる監察医を中心に描かれる人間ドラマ。「この歌がより爽やかな感動を膨らませてくれる」と期待している。
桐嶋を手掛けるのは、Mr・Childrenのプロデューサーで知られる小林武史氏。12年夏にデモテープを聴いて気に入ると、以降は曲作りを手伝うようになった。強くしなやかに伸び縮みする声に、「こんな歌声の持ち主は今まで見たことがない」と絶賛する。
「Wahの歌」は、社会の中で肩書にとらわれず、ありのままの自分自身に誇りを持って生きていきたいという思いを歌った曲。桐嶋は「私たちが日々抱えている言葉では表現できないさまざまな思い、心の奥底から湧き出す純粋でひたむきなメッセージを“Wah”という叫びに込めて歌いました」と話している。
◆桐嶋 ノドカ(きりしま・のどか)本名非公表。1991年(平3)5月5日、東京都生まれ。横浜市で育つ。ピアノを3歳から習い、中学で聖歌隊と合唱部で歌にのめり込む。高校時代にピアノの弾き語りと曲作りを開始。影響を受けた歌手はクラムボン、コールドプレイら。