斎藤さん 亡くなる直前まで演劇論 一時「身元不明」に…
2014年07月03日 16:17
芸能
10月に控えた同劇団の本公演の演出を担当していた斎藤さんは、最後となった先月26日の晩も稽古を終え仲間と酒を飲みながら演劇について語り合っていたという。別れ際に交わした「じゃ、また、よろしくな」という言葉が最後の会話になった。
駐車場で倒れていた斎藤さんを通行人が見つけ病院に搬送されたが息を引き取った。しかし、所持品が自宅の鍵しかなく、「身元不明のご遺体」として警察に引き取られたという。
その後、劇団に警察から連絡が来て、斎藤さんの遺体を確認した石井は「顔を見たら笑っていた。『お前、ベタな芝居やってるな』と言われたようで泣くのを止めました」。その時点で死後1日が経っていた。翌日、斎藤さん妹の大友喜美子さんが遺体を確認。斎藤さんの遺体が自宅に戻ったのはその日の夕方だったという。