「HERO」新鮮さ生み出す“抜てき枠” 検事役に吉田羊
2014年07月21日 10:00
芸能
01年に劇団「東京スウィカ」を旗揚げした舞台出身の女優。「場面場面で自在に演じ分けられる力量と瞬発力が抜群」と演劇関係者の評価が高く、最近では11年のNHK大河ドラマ「江」、12年度のNHK連続テレビ小説「純と愛」にも出演。今回は、プロデューサーと監督が出演舞台を見に行き「彼女なら!」と、木村拓哉(41)演じる主人公が再着任した東京地検城西支部の検事役に抜てきした。
今後、そんな羊が狼になる。「あるよ!」のセリフで人気の田中要次(50)がマスターを演じる店で、「1人だからって寂しいわけじゃないのよぉ~」と酒にのまれ、北川景子(27)や正名僕蔵(43)演じる事務官に絡む場面が描かれる。
実際の吉田について関係者は「焼酎が好きですが、役柄のように絡んだりはせず、仲間と楽しく飲んでいます」と話している。だが、“羊”が“狼”へひょう変する演技は期待大。あらたな名物シーンになる可能性もありそうだ。
タイトスカートにヒールという格好いいキャリアウーマン風の衣装に身を包む一方で、夜は酔っぱらう可愛らしい一面もあるキャラクター。実力あるバイプレーヤーが、視聴者のハートをつかむのもHEROの魅力だ。