デビュー50周年 加藤登紀子、恒例「ほろ酔いコンサートに意欲

2014年10月03日 08:18

芸能

デビュー50周年 加藤登紀子、恒例「ほろ酔いコンサートに意欲
デビュー50周年を迎え、恒例の「ほろ酔いコンサート」への意気込みを語る加藤登紀子
 デビュー50周年を迎えた歌手・加藤登紀子(70)が恒例の「ほろ酔いコンサート」を今年も大阪・梅田芸術劇場(12月12、13日)などで行うことになり2日、同市内で記者懇親会を開いた。
 1971年(昭46)、東京で始まった同コンサートは「お酒を飲みながらコンサートを楽しめる」と評判になって全国に広がり、今年は10都市で敢行。50周年という大きな節目でもあることから「“ほろ酔い”までに、この50年のステキな出会いなんかを盛り込んだ1曲を作って、そのステージで披露してみたい」と話した。

 「こないだ新幹線も50年だってニュースを見て、感慨深かった。日本が新しい時代を迎えた時で勢いがあった」と懐かしんだ加藤。農業コンサルタントだった故藤本敏夫氏との獄中結婚など、波乱に満ちた50年を振り返り「子育てに追われていた時は本当に歌をやめてしまおうと思ったけれど、時間が取れない分、歌作りへのエネルギーが生まれた」と明かした。「最近ようやく安定した歌い方を見つけた。歌うことの楽しさが分かってきた今の私を見てほしい」と50年かけて到達した境地をアピールした。
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